何事にも肯定的な発想をするか否定的な発想をするかによって、つまり決意によって私たち体の中から発生される物質の種類が変わってきます。それは一般的にホルモンという物質で、特にこの中で心に決める事にしたがって選別されて分泌する主なホルモンとして、アドレナリン、ノルアドレナルリン、ベタエンドルピンなどがあります。
人が怒ったり極度に緊張すると脳の中にノルアドレナルリンが分泌して恐怖を感じる時はアドレナリンが分泌されます。一般的にホルモンは細胞間の情報を伝逹する物質であり、怒ったり緊張したりする場合に分泌するホルモンには強い毒性が含まれています。そのため、よく腹が立ったり極度のストレスにさらされたりするとノルアドレナルリンの毒性により疾病にかかることがあります。特に成人病にかかったり、この状態が繰り返されると老化が促進され長生きすることもできなくなります。一方、何事にも肯定的な考えで普段から心に余裕を持って楽しく生活していれば脳細胞が活性化され健康な体を維持してくれるホルモンが分泌されいつも元気でいられます。
人を元気にするホルモンの構造が麻薬のモルヒネと似ており'脳の中のモルヒネ'と呼ばれるホルモンはモルヒネよりも強く快楽の状態を誘導する物質です。人間に快楽を与えるモルヒネの種類は約20種ほどが知られていますが、その中でも最も快楽をよく与えることのできるホルモンはベタエンドルピンで、その效力は麻薬であるモルヒネの5倍です。
これは本当に驚くべきことでしょう。創造主は私たちに楽しむ事によって元気が出て長生きする事のできるように考えてくださったのです。そしていつでも感謝する気持ちを持つことを忘れないようにしましょう。