" 漢方治療の効果がある疾患 "

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漢方治療の効果がある疾患

漢方治療の效果がよく現れる疾患には女性や子供、お年よりです。その中でも原因が定かでない疾患に漢方治療の效果がよく現われるます。

Q : 韓方医学は原因のよくわからない疾患の場合にも治療効果があると言われていますが、それは事実なのでしょうか?

A : 漢医学も西洋医学もそれぞれの特性があります。検査をしたうえで異常が発見されれば、これは気質的な疾患(膓器に病巣がある場合)として、その要素をとり除きますが、その際には西洋医学が卓越しています。しかし臓器の病巣が手術によって除去されたからといっても自覚症状が起きたり、検査で異常が見つからなかったが体が重く、あちこちが痛いなどの自覚症状がある場合は生理的に不調和であるので、この場合漢方がよく適応します。

患者がさまざま訴えを持ちながら病院を訪問すると、医師は診療経験とそこにある全ての先端の医療器具を動員して詳しく診察します。しかし、問題は検査上異常が発見されたにもかかわらず患者が自覚症状を訴える場合の大部分が『あなたは病気ではないです。神経性です』と結論を下すことです。この場合正確な医師の返事は, 『あなたが訴えた症状をすべて検査しましたが、原因はよくわかりません。神経性ではないかと思われます』と答えてくれることが正しいと思われます。
そのためこのような病気の際には漢方医学が非常に意味があるのです。なぜなら人間の生命現象は科学や機械だけではよくわかりえない要素が多いからです。患者の訴えに来た時にはすでに状態が深刻な場合が多いので、検査の結果を見てから慌てて治療するよりは、それ以前に患者に自覚症状の現われた時が重要な時であり、その時が治療をする時です。

Q : 漢方は特に慢性疾患に效果が高いそうですが本当ですか?

A : 慢性疾患の治療に漢方が優れた効果を表すというのは、どんな種類の慢性疾患でも漢方医学ですべて治癒されるという意味ではなく、全体的な生理バランス調節が西洋医学よりも容易いだという意味です。
例えば代表的な慢性疾患である高血圧の場合、血圧を単純に下げる事が目的であるなら様々な西洋医学の薬を服用して血圧降下させれるでしょう。しかし血圧降下剤によって血圧が調整されたとしても、頭痛、目眩、不眠、肩凝りなどの症状が治らないことが殆どなので、このような際には漢方がとても効果的です。
また血糖値が高くなる糖尿病は食療法やインシュリン注射などによって血糖値の調節が可能になったことは西洋医学の成果です。しかし血糖値が正常化されても糖尿病による意欲低下、体がだるい、手足がしびれて痛い、性欲減退などの治療は韓方医学の方が優秀です。

Q : 漢方治療をすすめる代表的な疾患にはどのようなものがありますか?

A :
@女性特有の疾患,
漢医院を訪れる患者の2/3が中年女性で、最近女性特有の疾患を患っている患者が急増しています。患者達は原因不明の疾患(原因のわからない頭痛、目眩、肩凝り、手足のしびれ、不安、いらいら、意欲低下、性欲減退など多種多様なの症状)や閉経期前後に発生する更年障害、冷え症、若い女性に多い生理不純や月経困難、妊娠吐き気、姙娠中の風邪とひどい偏頭痛(目眩と吐き気をともなう)、慢性消化機能疾患、体力低下等があります。
A老年期に発生する疾患
老年層の疾患で男女の差はありません。年をとるにつれ人の体は弱くなりやすいだけでなく、病気に対する抵抗力が低下します。この際に病気自体を治療しようとする西洋医学は多くの副作用をもたらす可能性が高いです。したがって漢方薬で弱くなった機能を助けながら治療すれば抵抗力が強まり健康を回復する事ができるので漢方治療を並行するとよいでしょう。
B子供疾患
三番目に多いものは小児疾患です。風邪を引きやすいだとか、扁桃腺炎、鼻炎、鼻血、アレルギー性皮膚疾患、冷や汗、偏食、神経質、スタミナ不足などの症状がある虚弱体質の子供には漢方治療が効果的です。最近では小児喘息、アトピー性皮膚疾患などのアレルギー性疾患や、小児不安神経症の患者が多いのですが、このような疾患治療は大変難しいです。そこで漢方的な体質改善療法が效果があります。
C西洋医学でよく治らない疾患
西洋医学的に適合した治療方法がない疾患に抵抗力を養ってくれることで2次的な改善效果を期待することができます。例えば慢性肝炎や高血圧などの成人病に西洋医学が体質的にあわないだとか副作用を起こす場合に漢方治療が優れた効果があります。

Q : 漢方治療の效果が現れるのが遅いそうですが本当ですか?

A : よく西洋医学の薬は效果は早く現れ、漢方薬は遅いと言われますが、即效性のある漢方薬はいくらでもあります。例えば風邪薬は10分ほどで效果が現われ偏頭痛は30分で楽になり、その他にも咳薬、解熱薬などとても多様です。しかし慢性病の治療には忍耐力が必要だということも知っておいた方がよいでしょう。'病気の治療期間はその病歴の1/3は必要になります'何ヶ月か粘り強く治療すると薄い皮が剥けるような症状が始まります。しかし子供は大人よりもずっと治療が早く体質改善も容易です。

Q : 漢方薬は同じ症状でも各個人によって処方が異なるというのは本当ですか?

A : 漢方では同じ症状でもそれぞれ個人の体質特性によって処方が様々に変化します。この原理をちゃんと分別することができないとかえって深刻な副作用をもたらすことになるので気を付けなければなりません。患者によって太っている人もいれば痩せた人もおり、体力がある人もいれば不足している人もいます。これらをよく区別して処方した薬こそ真の效果を発揮します。各個人にあった処方を構成するためには患者の脈の状態も重要ですが、それよりももっと注意をしなければならないのは患者の自覚症状です。
漢方医診断法の中で何よりも重要なことは問診、つまり患者のうったえに耳を傾けることです。漢方医が脈だけを診て大体の病気の症状を当てると、その漢方医を名医だということが多いですが、それは誤った常識です。問題は正確な診断によって病気を治すが目的であって、患者自身がはっきりした具体的なうったえをすることこも大変重要です。漢方2500年の歴史は現代医学のように検査の機械なしにでも臨床治療経験の累積と繰り返された治療の経験が漢医学を支えています。その歴史の中には無惨にも人体に直接的な実験を行っていたことなどもこの場で告白しなければなりません。
よって韓方医学は仕方のなかった結果ではありますが直接的な人体の臨床実験による結果として成り立っているので、安心して人体に投薬し服用することができるのです。

 
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